メタデータを利用したアプリケーション
CODEが運用するアプリケーションについて解説します。下図に、メタデータデータベースを中心とした概略図を示します。

メタデータデータベース (Metadata Database)
CODEが管理するすべてのメタデータは、同一のデータベースへ格納されます。データベースのスキーマはこちらに記載しています。個別のアプリケーションは、このデータベースの中から必要なレコードやメタデータ項目のみを利用します。
OAI-PMHハーベスタ/リポジトリ (OAI-PMH Harvester/Repository)
CODEでは、主に国内のコンテンツにメタデータを付与して、データベースへ登録しています。これに加え、ハーベスティングと呼ばれる方法で、海外の協力機関からメタデータを入手しています。メタデータを機械的に取得するためのプログラムがOAI-PMHハーベスタ(OAI-PMH Harvester)です。2010年4月現在、EUのARIADNEから約30万件、同じくEUのEuropean Schoolnetから約19万件、アメリカのISKMEのプロジェクトであるOER Commonsから約3万件のメタデータを収集しています。一方、CODEが付与したメタデータは、OAI-PMHリポジトリ(OAI-PMH Repository)を通して、外部機関へ提供しています。ただし、明示的に公開可としたメタデータのみが対象となっており、現状ではあまり多くありません。データベースから取り出したデータを、LOMまたはDublin Core形式のメタデータとして整形し、公開します。CODEのOAI-PMHリポジトリは、 http://lor.code.ouj.ac.jp/oai/OAI-script です(OAI-PMH特有の引数をつける必要があり、このURLのままWebブラウザでアクセスしてもエラーとなります)。
GLOSS
グローバル学習オブジェクト検索 GLOSSは、メタデータデータベースを利用する検索システムの一つです。ハーベスティングにより海外から収集したメタデータも検索することができます。また、海外のリポジトリに対してFederated Searchを行うことができます。2010年4月現在、アメリカのMERLOT、カナダのLORNET、オーストラリアのedna、EUのARIADNE、韓国のKERISへFederated Searchで接続しています。
JOCWコンテンツ横断検索システム (JOCW Search)
JOCWコンテンツ横断検索システムは、日本オープンコースウェア・コンソーシアムの加盟大学が公開しているOCWコースを検索できるシステムです。各大学の担当者にメタデータをつけていただき、それを収集してデータベースへ登録しています。データベースへ登録する際、JOCWというタグをつけ(正確には、”institution:society:jocw”というセットを付与し)、それらのみを検索対象としています。クリエイティブ・コモンズ・ライセンスが付与されたコースは、それを指定した検索が行えます(改変可能なコース・商用利用可能なコース)。
その他の検索システム
これら以外にも、一般には公開していないものも含め、いくつかの検索システムを運用しています。
Federated Searchサーバ機能 (SQI Target)
GLOSSでは、Federated Searchにより海外のリポジトリを検索することができますが、反対に海外からCODEのリポジトリを検索するために、サーバ機能を用意しています。Federated Searchは、SQI(Simple Query Interface)というプロトコルに基づいて、XML形式でサーバ・クライアント間のデータ交換を行います。Federated Searchのサーバ機能は、SQI Targetとも呼ばれます。

