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	<title>放送大学　ICT活用・遠隔教育センター &#187; 学習イノベーション</title>
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	<description>学習イノベーションをリードする放送大学ICT活用・遠隔教育センター</description>
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		<title>遠隔学習と地理的要因 &#8211; 離島の場合</title>
		<link>http://www.code.ouj.ac.jp/archives/3144</link>
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		<pubDate>Tue, 24 Jan 2012 13:36:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>morimoto</dc:creator>
				<category><![CDATA[学習イノベーション]]></category>

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		<description><![CDATA[教授 黒須正明 放送大学の授業を受講して学習することは、本来、日本全国に居住するすべての人々に等しく可能であって良い筈です。これはユニバーサルデザインの考え方にも通じる考え方です。しかし、学長裁量経費という学内助成金をい [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div style="text-align: right;">教授 黒須正明</div>
<p>放送大学の授業を受講して学習することは、本来、日本全国に居住するすべての人々に等しく可能であって良い筈です。これはユニバーサルデザインの考え方にも通じる考え方です。しかし、学長裁量経費という学内助成金をいただいて離島調査をした結果、必ずしも勉強をしたいという人々が皆、同一の状況におかれているとはいえないことが分かってきました。今回は、この調査の結果について、その一部分ですが紹介したいと思います。</p>
<p>離島調査は、まず、長崎県の離島である壱岐、対馬、五島を訪ねて行いました。これらの離島は、行政上は長崎県に属していますが、五島以外は地理的には福岡県に近く、長崎学習センターではなく、福岡学習センターに所属している学生さんも多くいます。壱岐は、人口が2.9万人ほどで、福岡市からおよそ80km北西の位置にあります。また対馬は、人口が3.4万人ほどで、福岡市からはおよそ120km北西の位置に、五島は、人口が4.0万人ほどで、長崎市からおよそ100km西の位置にあります。放送大学の学生さんは、壱岐に6名、対馬に14名、五島に10名おられます。人口に比して学生さんの人数が少ないのは、やはり離島であることが関係していると思われます。</p>
<p>今回の調査では、特に日常の学習状況と学習センターへの移動に関する実態を中心に調べました。まず日常の学習状況ですが、「通常」のようにテレビで視聴しているのかと思うと、意外なことに、地元のCATVで放送大学が放送されていないことが多かったのです。CATVのオフィスを訪ねてその理由を聞くと、利用者が少ないから放送していないということでした。これについては卵と鶏のような面もあるでしょうが、ともかく、東京に住み、放送大学はCATVで、と思い込んでいた私には予想外のことでした。こうした事情の結果、学生さんには、BSアンテナを立てて受信するか、あるいは放送は受信せずに印刷教材だけで学習するか、または学習センターに行ってビデオテープを借りてくるか、という選択肢しかないのです。</p>
<p>また学習センターへの移動については、ビデオテープを借りる以外にも大きな必要性があります。単位認定試験と面接授業です。しかし海で隔てられた離島の場合、移動手段は船か飛行機ということになります。また、その結果として、連続して福岡や長崎に滞在する場合には、宿泊の必要があります。飛行機には離島割引という特典が付いているそうですが、それにしても電車を使って往復500円で日帰りできる地域に住んでいる学生さんとは経費的負担の面で大きな違いがあります。さらに台風などの時には船や飛行機は欠航してしまいます。そのため試験を受ける時に台風が来ていたりすると、ヒヤヒヤしてしまうそうです。もちろん、福岡や長崎に行く目的は学習センターだけでなく、同時にショッピングをしたりして来るそうです。なぜなら食料品などの日用品は島でも何とか賄えますが、たとえば本屋さんが少ないため、大型書店で実物を吟味しながら購入するのは、そうした都市にでかけた時でなければできないそうです。</p>
<p>この他にもいろいろなことを知りました。ともかく、この少数の事例だけでも、離島に居住しておられる学生さんが、かなり苦労して学習を続けておられることが分かり、その学習意欲に対しては頭の下がる思いでした。テレビでなくインターネットによる授業配信をさらに推進することや(ただし、そのためには「初歩からのパソコン」のような講義が必要な場合も多いのですが)、学習センターに来なくても単位認定試験が受けられる新たな仕組みを検討することなどの必要性を感じました。ただ、学習センターに来るのはもちろん大変だけど、そこで他の学生さんに会えるのは楽しいことだ、という話も聞きました。その意味では、学習センターでの面接授業は現在の形でいいのかもしれません。こうした点については、更に調査を継続して検討を深めたいと考えています。</p>
<p>なお、同様の調査をさらに鹿児島県や東京都の離島についても調査する予定です。また、詳しい調査結果については、本年度(2011年度)の放送大学研究年報に書いた「放送大学における地理的要因による受講困難者-離島居住者の学習状況と解決への道」という論文をご覧ください。</p>
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		<title>放送大学の未来像: iPad等の携帯端末の活用</title>
		<link>http://www.code.ouj.ac.jp/archives/3116</link>
		<comments>http://www.code.ouj.ac.jp/archives/3116#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 20 Dec 2011 07:53:28 +0000</pubDate>
		<dc:creator>morimoto</dc:creator>
				<category><![CDATA[学習イノベーション]]></category>

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		<description><![CDATA[准教授 柳沼良知教授 広瀬洋子 ユニバーサルデザインというと、高齢者、障がい者、日本語が不得意な学生などを思い浮かべると思います。放送大学全体の中で、障がい者は2%に過ぎません。しかし、マイノリティへの配慮は、フレキシブ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div style="text-align: right;">准教授 柳沼良知<br />教授 広瀬洋子</div>
<p>ユニバーサルデザインというと、高齢者、障がい者、日本語が不得意な学生などを思い浮かべると思います。放送大学全体の中で、障がい者は2%に過ぎません。しかし、マイノリティへの配慮は、フレキシブルな学びを追求することに繋がり、大学全体の学びに大きな変革をもたらすことになります。</p>
<p>現在、iPad等のタブレット型携帯端末が世界を席捲しています。低価格、簡単な操作、ビューアーという視点で見れば従来のパソコンよりずっとすぐれております。ここでこうした携帯端末を活用して近未来の放送大学を考えてみたいと思います。</p>
<ol>
<li>ハンディキャップのある人にも使いやすい: アクセシビリティ機能</li>
<li>世界中の大学の講義が無料でみられるiTunes U</li>
<li>ラジオ授業のテキスト化</li>
<li>TV授業の字幕付きインターネット配信</li>
</ol>
<p>についてご紹介したいと思います。</p>
<h5>アクセシビリティ機能</h5>
<p>iPadやアンドロイド等の携帯情報端末の普及に伴い、こういった端末を学習に利用する動きも出てきています。こういった情報端末を利用することの利点の一つとしてアクセシビリティ機能があります。端末等によって、機能が異なりますが、iPadの場合、文字の拡大縮小、画面をタッチしての読み上げ(多言語に対応)、コントラストを強めるための白黒反転、点字デバイスの利用などの機能を利用することができます。</p>
<p>電子書籍のフォーマットとしては、例えば、PDFやePubといった形式が利用できます。PDFは画面構成を変えたくない場合に適したフォーマットです。ただし、拡大した場合、画面を前後左右に移動させる必要があります。ePubでは、文字を拡大すると、ページ数が増え、レイアウトが動的に変化します。画面が小さい携帯情報端末等で利用する場合に適したフォーマットです。</p>
<h5>iTunes U</h5>
<p>iTunes Uでは、世界中の大学の講義を無料で見ることができます。スタンフォード大学、MIT、The Open University、Beijing Open University、東京大学、慶應義塾大学等、800以上の大学が、350,000を超える教育リソースを提供しています。配信のフォーマットとしては、AAC, MP3, MPEG-4, PDF, ePub等に対応しています。携帯情報端末を利用することで、このような教育リソースにいつでもどこでもアクセスして、学習できるような環境がととのいつつあります。</p>
<h6>アクセシビリティ機能、iTunes Uの紹介映像</h6>
<ul>
<li>iPad, Mac用: <a href="http://resource01.code.ouj.ac.jp/forum/ipad2.m4v">http://resource01.code.ouj.ac.jp/forum/ipad2.m4v</a></li>
<li>Windows用: <a href="http://resource01.code.ouj.ac.jp/forum/ipad2.wmv">http://resource01.code.ouj.ac.jp/forum/ipad2.wmv</a></li>
</ul>
<h5>教科書の電子化</h5>
<p>放送大学では、テレビ・ラジオ・印刷教材の3本柱で授業を提供しています。聴覚、視覚の障がいを考えた場合、テレビの字幕化・ラジオのテキスト化・印刷教材の音声化が必要です。テキスト・音声という「言語」に関わるわけですが、日本語以外にも、外国語や多言語にすることも可能で、放送大学の国際化や海外進出を考えると実は大きなマーケットにも繋がります。</p>
<p>iPadでの音声認識を紹介します。従来は、話者の声の特徴や癖を、事前に数時間ソフトに学習させることが必要でしたが、本ページ下部の映像で紹介するのは、ぶっつけ本番で認識させたものです。はじめにiPad、二つ目がアミボイスというソフトです。<br />
100%の完璧さには至りませんが、テキスト化したものを語彙登録などで工夫し、編集時に置換すればテープ起こしよりもはるかに効率良くテキスト化が可能です。</p>
<h5>同時同期型字幕システム</h5>
<p>これは放送大学の岡部学長の「コンピュータのしくみ」の授業に、字幕を付与し、目次機能、検索機能をつけたものです。聴覚障がい者のみならず、字幕を多言語化すれば放送大学の授業を中国や英語圏で配信することも夢ではありません。 放送大学のユニバーサル化とは、いつでも、どこでも、誰でもが、小さな携帯端末から魔法のランプの巨人を呼び出すように、大学と繋がり、学びたいことを享受できるようにすることです。しかも自分のニーズにあった形で。放送大学の授業やシステムも、こうしたメディアの発展を見据えてグランドデザインを考えていく時代になってきていると思います。</p>
<h6>教科書の電子化、同時同期型字幕システムの紹介映像</h6>
<ul>
<li>iPad, Mac用: <a href="http://resource01.code.ouj.ac.jp/forum/doukitool.m4v">http://resource01.code.ouj.ac.jp/forum/doukitool.m4v</a></li>
<li>Windows用: <a href="http://resource01.code.ouj.ac.jp/forum/doukitool.wmv">http://resource01.code.ouj.ac.jp/forum/doukitool.wmv</a></li>
</ul>
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		</item>
		<item>
		<title>TV会議を活用した授業実践</title>
		<link>http://www.code.ouj.ac.jp/archives/3025</link>
		<comments>http://www.code.ouj.ac.jp/archives/3025#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 21 Nov 2011 01:43:14 +0000</pubDate>
		<dc:creator>morimoto</dc:creator>
				<category><![CDATA[学習イノベーション]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.code.ouj.ac.jp/?p=3025</guid>
		<description><![CDATA[准教授 川淵明美准教授 高橋秀明 今やTV会議システムは特異なメディアではありません。小型で安価、高機能で高性能、平易な操作で多地点を接続できる実用システムが登場し、ビジネス会議、遠隔医療、遠隔教育など社会生活の中で広く [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div style="text-align: right;">准教授 川淵明美<br />准教授 高橋秀明</div>
<p>今やTV会議システムは特異なメディアではありません。小型で安価、高機能で高性能、平易な操作で多地点を接続できる実用システムが登場し、ビジネス会議、遠隔医療、遠隔教育など社会生活の中で広く利用されています。TV会議の活用は特別なことではなく、教員が行うさまざまな授業の工夫の1つです。TV会議を活用した授業は、試行段階を終え、実践の時代に入っています。</p>
<p>放送大学は、テレビやラジオにより放送授業を提供している遠隔教育大学です。放送授業に加えて、全国47都道府県50か所以上の学習センターおよびサテライトスペースにて面接授業を開講しています。面接授業は1回85分、8回1単位で、週末2日間に集中講義として開講されるケースが多くなっています。</p>
<p>11月5日、6日の2日間、熊本学習センターと大分学習センターにて、TV会議を活用した面接授業を実施したので報告します。熊本学習センターの科目名は「日常生活に生かすユーザ心理学」(高橋)、大分学習センターは「解決志向のコミュニケーション」(川淵)です。2つの授業は、科目名は異なりますが、テーマは「コミュニケーションを用いた問題や課題の解決」であり共通しています。また、学習方法はどちらも「体験学習」です。受講者は、1日目に熊本、大分それぞれで、異なる問題や課題解決の方法を学びます。2日目のTV会議セッションで、異なる方法による問題や課題解決の実習を体験します。受講者は体験を通して手法の違いや長所・短所に気づき、さらにディスカッションや発表会を通して学びを共有し、気づきを深め、視野を広げ、柔軟性を高めていきます。このような授業のねらいを達成するには、TV会議を活用した面接授業が効果的であると考えました。使用したTV会議システムは、放送大学に導入されているLifeSize Expressです。</p>
<p>授業のデザイン、およびTV会議セッションの授業構成は以下の通りです。</p>
<h4>授業のデザイン</h4>
<h5>1日目: 演繹的学習方法(センター毎に授業)</h5>
<table>
<tbody>
<tr>
<th>授業のねらい</th>
<td>「問題・課題解決の基本的知識とスキルを身につける。」</td>
</tr>
<tr>
<th>授業方法</th>
<td>熊本学習センター: 課題分析に焦点、レクチャーと実習<br />大分学習センター: 解決像の構築に焦点、レクチャーと実習<br />TV会議セッション(25分)・・・自己紹介</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h5>2日目: 帰納的学習方法(発見学習)</h5>
<table>
<tbody>
<tr>
<th>授業のねらい</th>
<td>「1日目の学びを実践できる。」<br />「問題・課題解決の事例を観察できる。」<br />「手法の違い、長所・短所を発見できる。」<br />「柔軟性を高める。」</td>
</tr>
<tr>
<th>授業方法</th>
<td>第5～7回はTV会議セッション中心<br />第8回はセンター毎に学習のまとめとアンケート</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h4>TV会議セッションの授業構成</h4>
<h5>第5回</h5>
<ul>
<li>ウォーミングアップ(センター毎)</li>
<li>TV会議セッションの説明</li>
<li>講師の自己紹介</li>
<li>チーム紹介</li>
<li>実習の説明</li>
<li>実習(1セッション)</li>
</ul>
<h5>第6回</h5>
<ul>
<li>実習(3セッション)</li>
</ul>
<h5>第7回</h5>
<ul>
<li>チームディスカッション(センター毎)</li>
<li>発表会</li>
<li>TV会議セッションのねらい</li>
<li>ミニレクチャー(両講師より)</li>
<li>質疑応答</li>
<li>記念撮影</li>
</ul>
<p>受講者数は、熊本が16名、大分が11名で、受講者の評価は好評でした。アンケートからコメントを抜粋します。</p>
<ul>
<li>「違う学習をして同じ実習をすることで手法の違いが見えた。」</li>
<li>「違う観点から物事を見られる柔軟性や気配りなど人をいたわることを学んだ。」</li>
<li>「違う勉強をしたもの同士が1つの問題解決について話すと、知識も広がり、幅がでてきた。」</li>
<li>「他の学習センターの雰囲気や熱意が伝わってきて良い刺激になった。」</li>
<li>「2科目受講して得したような気分。」</li>
<li>「2日の授業が3日分受けたのと同じくらい価値があった。」</li>
</ul>
<p>TV会議システムの技術は格段に進歩しました。一方、教室環境、映像・音響設備、設置スキルなどの問題で、直接対面に比べて映像が不鮮明で音が聞きづらいなどの難点があります。アンケートにも「もう少しクリアな映像を」「音声が聞きとりにくいことがある。」との指摘がありました。これらは今後の改善点です。今回の授業はコミュニケーションをテーマにしているため、相手の表情が見えにくかったり、音声が聞きとりにくかったりするのは大きな問題となります。このような問題を乗り越えて、教員および受講者が熱意を持って取り組み、多くを学んだ2日間となりました。</p>
<table style="border-style: none; margin-right: auto; margin-left: auto; text-align: center;">
<tbody>
<tr>
<td style="border-style: none; padding: 10px;"><img src="http://www.code.ouj.ac.jp/wp-content/uploads/tv_oita.jpg" alt="" title="tv_oita" width="240" height="180" class="size-full wp-image-3029" /><br />大分学習センター</td>
<td style="border-style: none; padding: 10px;"><img src="http://www.code.ouj.ac.jp/wp-content/uploads/tv_kumamoto.jpg" alt="" title="tv_kumamoto" width="240" height="180" class="size-full wp-image-3030" /><br />熊本学習センター</td>
</tr>
</tbody>
</table>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>英国オープン大学における新しい取り組み</title>
		<link>http://www.code.ouj.ac.jp/archives/2632</link>
		<comments>http://www.code.ouj.ac.jp/archives/2632#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 08 Feb 2011 05:24:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>morimoto</dc:creator>
				<category><![CDATA[学習イノベーション]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.code.ouj.ac.jp/?p=2632</guid>
		<description><![CDATA[教授 青木久美子 英国オープン大学において面白い取り組みをしている、という話を耳にしました。そこで、実際にどのようなことをしているのか、2011年1月31日に英国ミルトンキーンズにある英国オープン大学を訪れ、マルチプラッ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: right;">教授 青木久美子</p>
<p>英国オープン大学において面白い取り組みをしている、という話を耳にしました。そこで、実際にどのようなことをしているのか、2011年1月31日に英国ミルトンキーンズにある英国オープン大学を訪れ、マルチプラットフォーム放送部(Multi-Platform Broadcasting)のディレクターであるAndrew Law氏にインタビューをしてきました。</p>
<p>Andrew Law氏は、この新しい部署のディレクターとして、BBCから1年半前に英国オープン大学に移ってきました。英国オープン大学のミッションの一つとして、国民全体の生涯教育に資する、というものがあります。そのミッションのために、オープン大学の学生のみならず、全英国市民に非公式な生涯教育の機会を提供する、という意味で、オープン大学は、誰もが無料でアクセスできる教材をいろいろ提供しているのです。BBCと提携して制作・放送している年間15から20のテレビシリーズは、その一つです。それに加え、最近では、インターネットを活用して様々な教材を提供しています。BBCと提携して制作・放送したテレビシリーズにも、インターネットの補助教材を多数提供しており、視聴者がただ見っぱなしで終わるのではなく、もっと深く探求できるように様々な資料をインターネット上で提供しているのです。</p>
<p>現在、積極的に行っているのは、iTunes U上での教材提供です。このサービスは3年前に始められ、現在、350時間もの音声・ビデオ教材を無料で一般に提供しており、これまでに約1300万件ものダウンロードがあったとのことです。その他にも、携帯端末用の漢字学習ソフトといった携帯用アプリや、教科書とビデオを組み合わせた電子書籍を無料で提供したりしています。今までは、どちらかというとiTunes Uに力を入れてきたが、今後はYouTubeにも力を入れていく、ということです。それは、YouTubeのビデオはGoogleの検索エンジンに引っ掛かるが、iTunes Uにあるビデオはそうではなく、YouTubeの方が大衆へのアピールという意味では効果的であるから、ということのようです。</p>
<p>下のビデオは、オープン大学が一般向けに作ったYouTube上のビデオとして見せてくれたものです。</p>
<div style="text-align: center;"><iframe title="YouTube video player" width="512" height="318" src="http://www.youtube.com/embed/wg96RSsrXk0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div>
<p>皆さんは、これを見て何回、最初に○で囲まれたファイルが人の手を渡るのを数えられましたか？ 最後まで見るとお分かりのように、このビデオにはトリックがあり、これによって心理学というものの面白さを大衆に分ってもらおうと意図したものなのです。</p>
<p>このように、英国オープン大学は、インターネット上のビデオを活用して、一般の人にも学習に対して興味を持ってもらえるように、いろいろと努力をしているとのことです。今後、IPTVが普及するようになるとさらにテレビとインターネットの融合が進み、ますます面白い教材が作れる、とLaw氏は目を輝かせていました。</p>
<div style="text-align: center;"><img src="http://www.code.ouj.ac.jp/wp-content/uploads/andrewlaw.jpg" alt="Andrew Law氏" title="Andrew Law氏" width="400" height="319" class="size-full wp-image-2637" /><br />Director of Multi-Platform BroadcastingのAndrew Law氏</div>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://www.code.ouj.ac.jp/archives/2632/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>オーストラリアの遠隔教育とICT活用教育の状況</title>
		<link>http://www.code.ouj.ac.jp/archives/2611</link>
		<comments>http://www.code.ouj.ac.jp/archives/2611#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 28 Jan 2011 03:03:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>kawafuch</dc:creator>
				<category><![CDATA[学習イノベーション]]></category>
		<category><![CDATA[連載記事]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.code.ouj.ac.jp/?p=2611</guid>
		<description><![CDATA[准教授　葉田善章 放送大学ICT活用・遠隔教育センター(CODE)では、文部科学省より委託を受けて先導的大学改革推進委託事業「ICT活用教育の推進に関する調査研究」を実施しています。その一環として2010年12月1日～9 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="mceTemp">
<p class="mceTemp">准教授　葉田善章</p>
</div>
<p>放送大学ICT活用・遠隔教育センター(CODE)では、文部科学省より委託を受けて先導的大学改革推進委託事業「ICT活用教育の推進に関する調査研究」を実施しています。その一環として2010年12月1日～9日にかけて、オーストラリアで実施されている高等教育の遠隔教育とその質保証や遠隔教育の取り組み、ICT活用教育の取り組み状況を調査するために、メンバーの青木教授と共にオーストラリアを訪れました。</p>
<p>訪問した機関は、メルボルンにあるオーストラリアでの高等教育の質保証に取り組む組織であるAUQA (Australian University Quality Agency) <a href="http://www.auqa.edu.au/" target="_blank">[http://www.auqa.edu.au/]</a>と、７つの大学が株主となる会社組織として設立され、オンラインコース提供のとりまとめを行うOUA (Open Universities Australia) <a href="http://www.open.edu.au/public/home" target="_blank">[http://www.open.edu.au/public/home]</a>の２機関です。２機関の訪問後、シドニーで開催された、オーストラリアやニュージーランドを中心とした高等教育でのICT活用教育の取り組みについて議論するAscilite (Australasian Society for Computers in Learning in Tertiary Education)会議 <a href="http://www.ascilite.org.au/conferences/sydney10/" target="_blank">[http://www.ascilite.org.au/conferences/sydney10/]</a>に参加しました。</p>
<p>AUQAでは高等教育機関での通学制と遠隔教育との質保証の違いを中心に伺いましたが、通学制と遠隔教育の区別はしておらず、質保証の観点でその教育の成果は同じであるという考え方で捉えられていました。AUQAはこれまでオーストラリアでの大学の質保証を監査する役割を担ってきましたが、制裁力がないという問題がありました。このため、その役割を明確にするために今年度末でより大規模で制裁力を持つTEQSA<a href="http://www.deewr.gov.au/HigherEducation/Policy/teqsa/Pages/default.aspx" target="_blank"> [http://www.deewr.gov.au/HigherEducation/Policy/teqsa/Pages/default.aspx]</a>という組織に再編成されるということでした。</p>
<p>OUAではその遠隔教育の取り組みについて伺いました。OUAはオーストラリアの１８の高等教育機関と連携して遠隔のコースを提供しており、学生が所属する大学がそのコースを使ってカリキュラムを構成し、学生がコースを習得すると所属する大学の単位が認定されるというしくみで運営されているそうです。OUAが提供する遠隔でのコースを大学が利用することで、今まで高等教育を受ける機会があまりなかった層を対象にできるようになるなど公的な役割も担っているようでした。</p>
<p>Ascilite会議は、オーストラリアやニュージーランドを中心とした参加者総勢345名という中規模な会議でした。未知である将来のために学習カリキュラムや利用テクノロジー、様々な変化を背景として、これらの課題について考えるための機会を持つことをテーマ(原文：Our conference theme and sub-themes provide the opportunity to consider these challenges in the context of the curriculum, technology &amp; transformation for an unknown future.)として、ICTを活用した実践的な教育事例の紹介を中心とした発表と議論が活発に行われていました。発表ではBlackboard、moodle、LAMS、Web2.0といった学習ツールやiPhoneを中心としたモバイル端末がその学習スタイルに適応する形で有効に使われている印象を持ちました。</p>
<p>今回の調査では、オーストラリアの遠隔教育とICT活用教育の状況の一端を垣間見ることができ、大変有意義な経験になりました。</p>
<div>
<dl id="attachment_2615" style="width: 310px;"><a href="http://www.code.ouj.ac.jp/wp-content/uploads/pic-01.jpg"><img title="Audit DirectorのRob Carmichael氏（中央）、青木教授（左）、私（右）" src="http://www.code.ouj.ac.jp/wp-content/uploads/pic-01-300x225.jpg" alt="Audit DirectorのRob Carmichael氏（中央）、青木教授（左）、私（右）" width="300" height="225" /></a> Audit DirectorのRob Carmichael氏（中央）、青木教授（左）、私（右）</dl>
</div>
<p><br class="spacer_" /></p>
<div>
<dl id="attachment_2620" style="width: 310px;"><a href="http://www.code.ouj.ac.jp/wp-content/uploads/pic-03.jpg"><img title="Chief Executive Officerの Stuart Hamilton氏（中央）、General ManagerのMichael Crock氏（右）、私（左）" src="http://www.code.ouj.ac.jp/wp-content/uploads/pic-03-300x225.jpg" alt="Chief Executive Officerの Stuart Hamilton氏（中央）、General ManagerのMichael Crock氏（右）、私（左）" width="300" height="225" /></a> Chief Executive Officerの Stuart Hamilton氏（中央）、General ManagerのMichael Crock氏（右）、私（左）</dl>
</div>
<p><br class="spacer_" /></p>
<p><br class="spacer_" /></p>
]]></content:encoded>
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		<title>探索型検索・情報遭遇・セレンディピティ</title>
		<link>http://www.code.ouj.ac.jp/archives/2462</link>
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		<pubDate>Mon, 15 Nov 2010 02:35:40 +0000</pubDate>
		<dc:creator>morimoto</dc:creator>
				<category><![CDATA[学習イノベーション]]></category>

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		<description><![CDATA[教授 三輪眞木子 2010年10月21-22日に米国ミズーリ大学で開催されたThink-tank Workshop on Opportunistic Discovery of Informationに招かれて参加しました [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: right;">教授 三輪眞木子</p>
<div style="width: 182px; margin-bottom: 0.5ex; float: right;"><img class="size-full wp-image-2463" title="ODI research group" src="http://www.code.ouj.ac.jp/wp-content/uploads/odi.jpg" alt="ODI research group" width="182" height="100" /></div>
<p>2010年10月21-22日に米国ミズーリ大学で開催されたThink-tank Workshop on Opportunistic Discovery of Informationに招かれて参加しました。このワークショップでは、「情報との偶然の遭遇から新たなアイディアが生まれる」ことに着目して、このテーマに関心のある10名の研究者が世界中から集まって2日間にわたって熱い議論が交わされました。</p>
<p>このワークショップを主宰したミズーリ大学の<a href="http://odi.missouri.edu/">ODI Research Group</a>では、<a href="http://ielab.missouri.edu/">Information Experience Laboratory (IE Lab)</a>を運営し、<a href="http://www.techsmith.com/morae.asp">Morae</a>と<a href="http://www.inference.phy.cam.ac.uk/opengazer/">Opengazer</a>を導入して、情報システムのユーザインターフェイスのユーザビリティテストや、情報遭遇経験の収集・分析に取り組んでいます。また、ミズーリ大学の<a href="http://primelab.missouri.edu/">PRIME Laboratory</a>では、メディアを利用している最中の血流や鼓動を計測し、メディア視聴の影響や情報検索プロセスにおける生理的変化の研究に取り組んでいます。ワークショップ2日目にはこれら2つのラボを見学して、現在進行中の研究について説明を受けました。</p>
<table style="border-style: none; clear: right: margin: auto; text-align: center;" border="0">
<tbody>
<tr>
<td style="border-style: none;"><img class="size-full wp-image-2464" style="border: 1px solid #000000;" title="OpengazerによるX線写真の視線計測" src="http://www.code.ouj.ac.jp/wp-content/uploads/opengazer.jpg" alt="OpengazerによるX線写真の視線計測" width="270" height="203" /><br />
OpengazerによるX線写真の視線計測</td>
<td style="border-style: none;"><img class="size-full wp-image-2465" style="border: 1px solid #000000;" title="PRIME Labでメディア視聴中の被験者" src="http://www.code.ouj.ac.jp/wp-content/uploads/primelab.jpg" alt="PRIME Labでメディア視聴中の被験者" width="270" height="203" /><br />
PRIME Labでメディア視聴中の被験者</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>情報遭遇とセレンディピティというワークショップのテーマは、私たちが<a href="http://cres.jpn.org/">CRESプロジェクト</a>の中で2007年以来取り組んできた、検索の過程で思いがけない情報に出合って新たな方向性が生まれるという探索型検索のテーマとよく似ており、地球の他の場所でよく似た研究に取り組んでいる仲間との情報交換ができました。</p>
<p>2日目の最後のセッションでは、このワークショップに招待された仲間たちとSCORE: Serendipity, Chance and Opportunity in Information Discoveryという国際共同研究プロジェクトを立ち上げ、2011年10月にカナダのダルハウジー大学で第2回のワークショップを開催することを計画しました。</p>
<p>地球の裏側で同じような目標のために研究を進めている仲間たちと出会い、2日間にわたって意見交換をしたことで、研究に関する新たな視点が生まれました。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>欧州の学習コンテンツ流通プロジェクト</title>
		<link>http://www.code.ouj.ac.jp/archives/2409</link>
		<comments>http://www.code.ouj.ac.jp/archives/2409#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 30 Oct 2010 22:10:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator>morimoto</dc:creator>
				<category><![CDATA[学習イノベーション]]></category>

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		<description><![CDATA[准教授 森本 容介 当センターが加盟する、学習コンテンツ共有再利用のための国際ネットワークGLOBE(Global Learning Object Brokered Exchange)の会議が、スペインのバルセロナで行わ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: right;">准教授 森本 容介</p>
<p>当センターが加盟する、学習コンテンツ共有再利用のための国際ネットワークGLOBE(Global Learning Object Brokered Exchange)の会議が、スペインのバルセロナで行われました。この会議は、<a href="http://www.ectel2010.org/">EC-TEL 2010</a>に併せて開かれ、<a href="http://www.learningstandards.eu/seam2010/">SE@M 2010</a>も併催されました。EC-TEL(European Conference on Technology Enhanced Learning)は、(情報)技術を活用した教育・学習(TEL: Technology Enhanced Learning)に関する欧州の国際会議で、今年で5回目の開催です。SE@M(Search and Exchange of e-le@rning Materials)は、学習コンテンツの検索や流通に関する国際会議で、こちらは4回目の開催です。EC-TEL 2010やSE@M 2010で発表、紹介されていた中から、学習コンテンツ流通に関する話題をご紹介します。</p>
<ul>
<li><a href="http://www.icoper.org/">ICOPER (Interoperable Content for Performance in a Competency-driven Society)</a>: 学習コンテンツの標準化と流通を推進することを目的としたプロジェクトです。複数の発表があり、今回もっとも印象に残ったプロジェクトです。</li>
<li><a href="http://www.eqnet.eun.org/">eQNet (Quality Network for a European Learning Resource Exchange)</a>: 国、言語、文化の枠を超えて共有・再利用される学習コンテンツの質を高めることを目的としたプロジェクトです。LRE(Learning Resource Exchange) Portalを主な対象としているようです。LRE Portalは、学習コンテンツの検索サービスで、学問分野や利用言語からコンテンツを絞り込めるほか、タグクラウドやレーティングシステムも導入しています。広く使える良質なものをTravel Well(なコンテンツ・な品質)として、その要件を追求しています。</li>
</ul>
<div style="text-align: center; width: 325px; margin-bottom: 0.5ex; float: right;"><img class="size-full wp-image-2414" style="border: 1px solid #000000;" title="EC-TEL 2010 基調講演" src="http://www.code.ouj.ac.jp/wp-content/uploads/ec-tel.jpg" alt="EC-TEL 2010 基調講演" width="300" height="225" /><br />
 EC-TEL 2010の基調講演の様子</div>
<p>このほかにも、主に欧州委員会(EC: European Commission)から出資されている多くのプロジェクトが紹介されていました。学習コンテンツをいかに収集し検索するかという段階を超え、どのように使うかや、どう質を高めていくかに焦点が移っています。プロジェクト規模が大きいこともありますが、情報発信にも力を入れている印象で、見習うべき点と感じました。</p>
<p>EC-TEL 2010のFull Paper(いわゆる論文)は、16.4%の採択率と大変質の高い内容でした。そのうちの1つが、当センターとの関係も深いARIADNEからの、&#8221;How to Share and Reuse Learning Resources: The ARIADNE Experience&#8221;(筆者訳: どのように学習コンテンツを共有し再利用するか &#8211; ARIADNEの経験より)です。学習コンテンツの登録・流通・検索など、多数のツールやサービスから構成されるARIADNEのシステムが詳しく紹介されています。ソフトウェア品質の観点からの評価も行っている点は、大変参考になりました。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>拡張現実感技術を利用した情報可視化</title>
		<link>http://www.code.ouj.ac.jp/archives/1874</link>
		<comments>http://www.code.ouj.ac.jp/archives/1874#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 28 Mar 2010 03:04:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[学習イノベーション]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.code.ouj.ac.jp/?p=1874</guid>
		<description><![CDATA[　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　准教授　　浅井紀久夫　　     総合研究大学院大学の若手教員海外派遣事業で、ニュージーランドのクライストチャーチにあるヒュ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　准教授　　浅井紀久夫　　</p>
<p>    総合研究大学院大学の若手教員海外派遣事業で、ニュージーランドのクライストチャーチにあるヒューマン・インタフェース技術研究所(http://www.hitlabnz.org/)に訪問研究員として滞在しました。この研究所はカンタベリー大学の中にあり、ヒューマン・コンピュータ・インタラクションを中心に研究が行われています。この研究所の特徴は、カンタベリー大学の中にありながら大学からは多少独立した経営で成り立っているところで、現地学生が少ない代わりに、世界中から大勢のインターンを受け入れていました。</p>
<p>    研究の特色はヒューマン・コンピュータ・インタラクションに、現実の空間にコンピュータグラフィックス(CG)などの情報を重ねて提示する拡張現実感技術を取り入れていることです。本や雑誌にCGアニメーションを提示するMagicBookや携帯端末を利用して手の平の上に生き物を提示するAccessible ARなど、現実の空間を情報によって豊かにしたり、物理的な物体を使って情報を操作したりするアプリケーションが開発されています。</p>
<p>    拡張現実感の応用として博物館展示は整合性が良く、最も人気ある応用例となっています。クライストチャーチにあるカンタベリー博物館(<a href="http://www.canterburymuseum.com/">http://www.canterburymuseum.com/</a>)では<strong> Digital Binocular Station (<a href="http://www.digitalbinocularstation.com/">http://www.digitalbinocularstation.com</a>)</strong><strong>　</strong>というシステムを使って、ニュージーランド原住民について紹介する展示物に、様々な関連情報を提示することができるようになっていました。</p>
<p>       滞在中、拡張現実感の技術を利用したシステムの開発を行いました。これまでに開発してきた、地図を基にした<strong>  情報閲覧システム<a href="http://ship.nime.ac.jp/~asai/arMoonJ/armoonJ.html">(http://ship.nime.ac.jp/~asai/arMoonJ/armoonJ.html</a>)</strong>を改良し、複数の人で利用するための機能を追加しました。学習環境として月面探査をテーマとした科学館展示を想定しており、来館者の多くを占める親子で楽しく利用できる仕組みを目指したものです。</p>
<p>       この地図を基にした情報閲覧システムは、<strong> 千葉県立現代産業科学館</strong>でデモ展示される予定です。是非、ご来場下さい。</p>
<p><strong>　　　　　　   [日時]平成22年5月2日（日）～5月5日（水）</strong></p>
<p><strong>　　　　　   [会場] 千葉県立現代産業科学館</strong><strong>　(</strong><a href="http://www.chiba-se.or.jp/SCIENCE/"><strong>http://www.chiba-se.or.jp/SCIENCE/</strong></a><strong>)</strong></p>
<p><strong>                                              </strong>            問い合わせ：浅井紀久夫        <a href="mailto:asai@code.ouj.ac.jp">asai@code.ouj.ac.jp</a></p>
<p><a href="http://www.code.ouj.ac.jp/wp-content/uploads/image1.jpg"><img class="alignleft size-medium wp-image-1887" title="地図を基にした情報閲覧システム" src="http://www.code.ouj.ac.jp/wp-content/uploads/image1-300x178.jpg" alt="地図を基にした情報閲覧システム" width="300" height="178" /></a></p>
<p><strong>     </strong></p>
<p><strong></strong> </p>
<p><strong></strong> </p>
<p><strong></strong> </p>
<p><strong></strong> </p>
<p>地図を基にした情報閲覧システム</p>
<p><strong><a href="http://www.code.ouj.ac.jp/wp-content/uploads/image2.jpg"><img class="alignleft size-medium wp-image-1888" title="ヒューマン・インタフェース技術研究所" src="http://www.code.ouj.ac.jp/wp-content/uploads/image2-300x238.jpg" alt="ヒューマン・インタフェース技術研究所" width="300" height="238" /></a></strong></p>
<p><strong></strong> </p>
<p><strong></strong> </p>
<p><strong></strong> </p>
<p><strong></strong> </p>
<p><strong></strong> </p>
<p><strong></strong> </p>
<p> ヒューマン・インタフェース技術研究所</p>
<p><br class="spacer_" /></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>ドイツでMR実験：ミクストリアリティの日独共同研究</title>
		<link>http://www.code.ouj.ac.jp/archives/1799</link>
		<comments>http://www.code.ouj.ac.jp/archives/1799#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 14 Feb 2010 09:14:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>hkato</dc:creator>
				<category><![CDATA[学習イノベーション]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.code.ouj.ac.jp/?p=1799</guid>
		<description><![CDATA[准教授　近藤　智嗣 総合研究大学院大学の短期在外研究で、ドイツのチュービンゲンにあるKnowledge Media Research Center (KMRC)という研究所に赴任しています。この研究所は認知心理学やメディ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="mceTemp">
<div class="mceTemp">
<div class="mceTemp">
<div class="mceTemp" style="TEXT-ALIGN: right">准教授　近藤　智嗣</div>
</div>
</div>
</div>
<p>総合研究大学院大学の短期在外研究で、ドイツのチュービンゲンにある<a href="http://www.iwm-kmrc.de/" target="_blank">Knowledge Media Research Center (KMRC)</a>という研究所に赴任しています。この研究所は認知心理学やメディア心理学が専門で、博物館などでの学習についても多くの研究を行っています。</p>
<p>ここで、現実の空間を映したビデオ映像に立体コンピュータグラフィックス(ＣＧ)を合成する複合現実感「ミクストリアリティ」の共同研究を進めています。2009年11月に放送大学千葉学習センターで実施した<a href=" http://www.code.ouj.ac.jp/archives/1038 " target="_blank">恐竜のミクストリアリティコンテンツ</a>を改訂し，さらにドイツ語版にしたものです。このコンテンツを，KMRC（写真１）とシュトゥットガルトの自然史博物館（写真２）の2カ所で，3月中旬に実証実験を行うというものです。</p>
<p>この在外研究では，新しい評価方法を検討することも研究目的としています。最近は，映画「AVATAR」など3D映像が話題になっていますが，映画とは異なる3D技術の教育効果などを検証したいと考えています。また，この実験を契機として，遠隔学習などの国際連携にも発展させたいと思っています。</p>
<ul>
<li> 実証実験公開の会場や日時は，以下をご覧ください（終了しました）。</li>
</ul>
<div id="attachment_1800" class="wp-caption alignleft" style="width: 310px"><a href="http://www.iwm-kmrc.de/"><img class="size-medium wp-image-1800" style="vertical-align: baseline;" title="kmrc" src="http://www.code.ouj.ac.jp/wp-content/uploads/kmrc-300x225.jpg" alt="写真１　Knowledge Media Research Center，チュービンゲン（ドイツ）" width="300" height="225" /></a><p class="wp-caption-text">写真１　Knowledge Media Research Center，チュービンゲン（ドイツ）</p></div>
<div id="attachment_1801" class="wp-caption alignleft" style="width: 310px"><a href="http://www.naturkundemuseum-bw.de/stuttgart/ausstellung/index.php?museum=loewentor"><img class="size-medium wp-image-1801" style="vertical-align: baseline;" title="写真２　シュトゥットガルトの自然史博物館（ドイツ）" src="http://www.code.ouj.ac.jp/wp-content/uploads/muse-300x225.jpg" alt="写真２　シュトゥットガルトの自然史博物館（ドイツ）" width="300" height="225" /></a><p class="wp-caption-text">写真２　シュトゥットガルトの自然史博物館（ドイツ）</p></div>
<p><br class="spacer_" /></p>
<ul>
<li>この日独共同研究の連携機関
<ul>
<li>Staatliches Museum für Naturkunde Stuttgart &#8211; Am Löwentor</li>
<li>Institut für Wissensmedien | Knowledge Media Research Center (iwm | kmrc)</li>
<li>National Museum of Nature and Science, Tokyo</li>
<li>Canon Inc.</li>
<li>The Open University of Japan (OUJ)</li>
</ul>
</li>
</ul>
<p><br class="spacer_" /></p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://www.code.ouj.ac.jp/archives/1799/feed</wfw:commentRss>
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		</item>
		<item>
		<title>オンライン学習の効果</title>
		<link>http://www.code.ouj.ac.jp/archives/1595</link>
		<comments>http://www.code.ouj.ac.jp/archives/1595#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 15 Jan 2010 03:11:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>hkato</dc:creator>
				<category><![CDATA[学習イノベーション]]></category>
		<category><![CDATA[連載記事]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.code.ouj.ac.jp/?p=1595</guid>
		<description><![CDATA[オンライン学習の効果について書かれた米国教育省の報告書を紹介します。結論は，学習効果という点では，オンラインと対面のブレンド学習＞オンライン学習＞従来型の対面学習，の順で効果があると述べています。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>教授　加藤浩</p>
<p>　eラーニングを推進しようとすると，必ずぶつかるのが「eラーニングは本当に学習効果があるのかどうかわからない。（だから，やりたくない）」という声です。オンライン学習（eラーニング）の効果については，これまでに数多くの実証研究の蓄積がありますが，その結果はまちまちです。</p>
<p>　しかし，昨年の5月に米国教育省から，これまでの集大成とでもいうべき報告書が発表されました。それは&#8221;Evaluation of Evidence-Based Practices in Online Learning: A Meta-Analysis and Review of Online Learning Studies&#8221;というタイトルで，どなたでも米国教育省のホームページ <a href="http://www.ed.gov/about/offices/list/opepd/ppss/reports.html">http://www.ed.gov/about/offices/list/opepd/ppss/reports.html</a> から入手できます。</p>
<p>　この報告書では，1996年から2008年までの遠隔教育に関する文献1132本の中から，綿密な比較研究を行っている51本を選別してメタ分析し，オンライン学習と対面学習の学習効果を比較しています。このように本報告書は，膨大な先行研究を踏まえており，しかも，米国教育省という権威ある機関から出されているので，今後大きな影響力を持つだろうと思われます。</p>
<p>　詳しい内容は，お読みいただくとして，ここでは結論だけをかいつまんでご紹介しましょう。</p>
<ol>
<li>学習効果という点ではオンラインと対面のブレンド学習が最も優れており，オンラインのみの学習は従来型の対面学習よりも少しだけ効果的である</li>
<li>ただし，オンライン学習と対面学習では，学習時間やカリキュラムや教授法などの条件で違いがあるが，そういった違いは考慮していない。オンライン学習は単純にメディアとして優れているわけではない。</li>
</ol>
<p>　この結果が示唆しているのは，オンライン学習は確かに対面よりも効果を上げることができるけれども，そのためには，従来の対面授業をそのままビデオに撮ってWebに載せるだけではだめで，カリキュラムや内容を見直し，様々な工夫を盛り込んだコンテンツを作る必要があるということでしょう。</p>
<p>　つまるところ，eラーニングが効果を上げるためにはFD(Faculty Development)が重要であるし，同時に，eラーニングを推進するということがFDにつながっていく，いわばeラーニングとFDは車の両輪のようなものであるといえるのではないでしょうか。</p>
]]></content:encoded>
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	</channel>
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